歴史・沿革
本県で治療を受けている小児がん患者は約200名おられ、毎年10代は30~40名、20代は約80名ががんと診断されています。しかし、これらの小児・AYA世代のがん患者・家族に対する対策は十分進められていない現状があります。
ライフステージの上で成長発達や社会生活で大きな変化を遂げる小児・AYA世代のがん患者・家族に対して、各関係機関の連携のもと、多岐にわたる療養に関するニーズに対応できるよう相談体制の整備と、医療保険福祉関係者の資質向上を図り、小児・AYA世代のがん患者・家族が、安心して暮らせる滋賀の実現を目指すため、2019年4月にこの事業が始まりました。
(AYA世代:Adolescent and Young Adultの頭文字。思春期と若年成人のこと)